ノイキャン性能比較レビュー BOSE QC30 対 SONY WF-1000XM3

ノイズキャンセリング性能の比較レビューです。

BOSE QUIETCONTROL30(QC30)とSONY WF-1000XM3を比較し、どちらが優秀かレビューします。

製品紹介

まずは QUIETCONTROL30とWF-1000XM3について特徴を抑えておきましょう。

QC30

ノイズキャンセリング機能でトップクラスの性能を誇るのがBOSE。BOSEの最新のノイキャンイヤホンがQC30です。BOSEの現行モデルのイヤホンでは唯一のノイキャン付き。ノイキャンレベルを12段階にコントロールできるのが特徴です。

出典:bose.com

WF-1000XM3

SONYの2019年発売のノイキャン付きハイエンドイヤホン。音もノイキャンもソニーいわく業界最高クラス。


出典:sony.jp

試す環境

10畳の室内で実験します。もともと静かな上に壁からの音の反響もあるため、ノイズキャンセリング効果を発揮しずらい条件が揃っています。野外や広い場所での ノイズキャンセリング効果とは全く異なるのでご注意ください。

試す内容

試す音

室内での仕事や勉強中に使用するシーンを想定。再現のしやすい以下の4つの音を選びました。

強に設定した換気扇
壁をコツンと叩く音
人の声
iPhoneの着信音

換気扇

台所にある少し大型の換気扇。
風量を最大の強にし、1mほど離れた位置で音を聞きます。

壁を叩く音

石膏ボードにクロスが貼られた住宅で一般的な壁。
軽くコツンと叩きます。

iPhoneの着信音

iPhoneのデフォルトの着信音(オープニング)で音量は中間に設定します。
1mほど離れた位置で音を聞きます。

人の声

auのCMです。音量を最大してノートPC(DELL Latitude9390)のスピーカーで聞きます。

イヤホン設定

イヤホン側の設定は効果の最も高い設定を選びました。

QC30のノイズキャンセリングレベル12段階のうち最大にします。

WF-1000XM3はノイズキャンセリングモードをオン。

実験結果

評価はイヤホンを付けない状態の音を100とし、無音状態を0と評価します。つまり音が半分くらいになれば50です。
体感的な評価で聞こえ方には個人差があるので、参考としてご覧ください。

換気扇

台所の換気扇を強にし、1mほど離れた位置で聞きました。

QC30 25
WF-1000XM3 35

感 想

空調音はノイズキャンセリングで消しやすい音ですが両方とも少し音が残りました。
比較するとQC30のほうがWF-1000XM3よりも低減されていることがはっきりとわかります。

台所の換気扇は扇が大きく音も大きいため、扇風機の音をQC30で聞いてみましたが、扇風機の弱から中ならほぼ完璧に音を消すことが可能です。強だと換気扇ほどではありませんが少し聞こえます。

壁を叩く音

壁を軽くコツンと叩いて聞きました。

QC30 75
WF-1000XM3 80

感 想

両方とも2割くらいは軽減されるもののハッキリと音が聞こえます。ノイズキャンセリングで雑音が消え静寂の中でむしろ音が目立ってしまう気すらします。音質は低音域が消え、乾いた音に変化します。

iPhoneの着信音

iPhoneの着信音を1mほど離れた位置で聞きました。

QC30 90
WF-1000XM3 90

感 想

両方ともアクティブ・ノイズキャンセリングが効いておらず、イヤーピースの物理的なパッシブ・ノイズキャンセリング効果で少し音が軽減される程度です。
高音域の音に弱いアクティブ・ノイズキャンセリングの弱点が出た結果となりました。

人の声

auのCMをノートPC(DELL Latitude9390)のスピーカーの音量を最大にして聞きました。

QC30 90
WF-1000XM3 90

感 想

iPhoneの着信音の時と同じで、ほとんどアクティブ・ノイズキャンセリングが効いておらず、イヤーピースの物理的なパッシブ・ノイズキャンセリング効果で少し音が軽減される程度です。
iPhoneの着信音同様の弱点が出た結果となりました。

まとめ

実験結果は2つを評価すると高音域の音では変わらず、低音域でややQC30に分があるという評価になりました。

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