microSDXC SAMSUNG EVO Plus 128GB ベンチマークレビュー

SAMSUNG EVO + 128GB のベンチマークとレビューです。
商品名や見た目が同じデザインでも、発売時期によってスペックが違う場合があります。商品の判別は型番をしっかりチェックして行うようにしてください。
今回レビューするEVO+は2019年発売のモデルです。型番(MB-MC128GA/CN)のスラッシュ以降がCNということからもわかるように中国向けですが、Amazonや量販店で流通しています。
同じ型番の商品であれば、中国向けでも他の国向けでも性能は同じです。
SAMSUNGのSDカードは国内版と海外版と価格差が比較的小さいのが特徴です。国内版の正規品は10年のメーカー保証がありますが、並行輸入の海外版は保証は販売店の1年程度の保証のみという点に注意しましょう。

スピードクラスなどSDカードの規格の説明は下記の記事でご紹介しています。

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テストするSDカードと環境

microSDXCカード

SAMSUNG
EVO + 128GB

型番:MB-MC128GA/CN(中国向けモデル)
容量:128GB
読取り速度:最大100MB/s
書込み速度:最大90MB/s
スピードクラス:C10 U3
カードタイプ:microSDXC
保証:10年

カードリーダー

SanDisk
ImageMate PRO イメージメイトプロ

型番:SDDR-489-J47
UHS-I、UHS-IIに対応したマルチカードリーダーです。シーケンシャルリードが速く、シーケンシャルライト、ランダムアクセスはやや他のリーダーに比べ遅い傾向があります。

PC/スマートフォン

DELL
Latitude 9390

OS:windows10 pro
CPU:core-i7 8650
メモリ:16GB
HUAWEI
P20 lite

OS:Android 8.0
CPU:Cortex-A53
メモリ:4GB

テスト項目

パソコンとスマートフォンで、それぞれベンチマークソフトを使って測定します。パソコンではさらに実際にデータのコピーを行い時間を実測します。

CrystalDiskMark

パソコンではCrystalDiskMarkで1GiBを5回計測する設定でテスト。 2回テストを行い、良いほうの結果を採用します。

Ver.6.02 UWP版
PCMark for Android Benchmark

スマートフォンではPCMark for Android Benchmarkでテスト。2回テストを行い、良いほうの結果を採用します。

Benchmark the performance and battery life of your smartphon…

実際にデータを読み書き

パソコンを使い大きい1つのファイルと小さなファイルの集まりの2パターンでデータをコピーし、読み書きの実測テストをします。3回計測を行い平均値を採用します。

1 - 1GBのファイルの読み書きの時間を計測。
2 - 1MBのファイル1,000個(合計ファイルサイズ1GB)を使い読み書きの時間を計測。

転送速度の安定性を確認します。

テスト結果

CrystalDiskMark

PCMark for Android Benchmark

PCでの読込み速度はUHS-IクラスのmicroSDカードとしては最高クラスです。書込み速度はメーカー公表値より15MB/sほど低いのが気になりますが、テストに使用したカードリーダーの特性もあると思います。カードリーダーを変えると80MB/s以上出ることも確認しているので、それほど気にしなくてもいいと思います。
また複数回計測しても速度にバラつきがなく、安定しています。
スマートフォンのベンチマークは少し物足りない結果となりました。多めに5回ほど計測しましたがシーケンシャルリードで80MB/s、シーケンシャルライトで50MB/sを一度も超えませんでした。ランダムアクセスも遅めです。

実際にデータを読み書き

1GB×1ファイル 読込 11.6秒 86MB/秒
書込 13.2秒 76MB/秒
1MB×1,000ファイル 読込 15.6秒 64MB/秒
書込 38.7秒 26MB/秒

実測でもベンチマークの速度と大きな違いはありませんでした。

1GB×1ファイル
読込 書込
1MB×1,000ファイル
読込 書込

転送速度は最初波が出ますが、少し経過すると安定しています。

まとめ

サムスンの上級モデルのEVO +ですが、読込み、書込み速度とも速いです。
ただし、スマートフォンでのベンチの結果は、ライバルのSanDiskのスタンダードモデルであるUltraよりも低い結果です。

今回テストしたEVO +のおすすめの用途は、PCやタブレットの内部ストレージとしての利用です。転送速度が内蔵HDDより少し遅いものの、一般的なUSB3.0のUSBメモリと同程度です。PCなどではmicroSD内にアプリケーションをインストールすることはまずないので、データ置き場としての利用なら充分合格です。
スマートフォンやゲームの内部ストレージとしてどうかというと、悪くはないもののEVO +の価格はやや高めです。スマートフォンのベンチマークの結果は、他のメーカーのスタンダードモデルと変わらないか、やや低い結果となっているので、コスパ的には悪いです。

2019年の状況は各メーカーの下位モデルの性能があがり、EVO +のような上位モデルとの差が少なくなりつつあります。サムスンの優位性は国内向けのモデルでも価格が海外版と近く、国内向けモデルを購入し長期のメーカー保証を受けたい人には良い選択肢になると思います。

用途別評価
スマートフォン・ゲーム機  3.5
パソコン・タブレット  4.0
デジカメ・ハンディカム  4.0
総 合  4.0

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