BOSE 故障修理の出し方

BOSE QUIETCONTROL30(QC30)を例にBOSE製品の故障の際の修理の出し方について説明します。

修理依頼の前に試すこと

BOSEのサポートに連絡する前に試しておきたいことがあります。
というのも、サポートに連絡すると修理が必要な故障か、一時的なバグやファームウェアの更新でユーザーによって解決可能な問題かを確認するため、指示されることが決まっています。
やっておくことは製品本体のファームウェアのアップデートと再接続の2つです。
事前に済ませればスムーズにやりとりが進みます。

ファームウェアのアップデート

QC30本体のファームウェアを最新にアップデートします。他のモデルのイヤホンでも同様です。
2つ方法があります。PCに「Bose Updater」というソフトをインストールし、PCとイヤホンをUSBで接続し更新する方法と、Bose Conectアプリを使って更新する方法です。
Bose Conectアプリからのほうが簡単にアップデートが行えます。

Bose Upterでアップデート
  • 以下のBose UpdaterのWebページにアクセスします。 ※QC30以外の製品も同じ
    http://btu.bose.com/
  • 画面右上の「Change Language」をクリックし、日本語を選択。
  • ライセンス契約書が表示されるので「同意して続行」をクリック。
  • インストール画面が表示されたら「ダウンロード」をクリック
  • ダウンロードしたファイルを実行しBose Updater をインストール
  • USBケーブルでイヤホンとパソコンを接続
  • 「変更を適用」をクリック。終了まで数分間かかります。
  • 「ソフトウェアの更新が正常に完了しました」と表示されたらUSBケーブルを取り外して完了です。
Bose Conectアプリでアップデート
Bose Conect アプリ

アプリが製品を認識し接続できるなら、こちらの方法が便利です。QC30はBose conectアプリを使用します。アプリを立ち上げるとソフトウェアの更新がある場合、画面の真ん中に更新ボタンが表示されるのでタップするだけです。
ボタンが表示されない場合は歯車アイコンをタップし設定画面から更新が可能です。

ペアリングの解除と再ペアリング

イヤホンと接続しているデバイス(スマートフォンやパソコン等)をあらかじめ再起動し下記の操作を行います。

  • QC30本体の電源ボタンを「Bluetoothデバイスリストを消去しました」という音声が流れるまで10秒程度長押しします。QC30本体からペアリングされているデバイスが全て解除されます。
  • QC30と接続していたスマホやPCのBluetooth設定画面を開き、リストから「QuietControl 30」を削除します。
  • 接続していたスマホやPCのBluetooth設定画面で「QuietControl 30」を再ペアリングします。

試しても改善しない場合

ファームウェアのアップデートが行えない場合や、再接続しても改善しない場合、修理対応をしてもらえます。

BOSEサポートの利用方法

サポートへ連絡するときは、事前に製品のシリアル番号と保証期間内の場合はレシートや納品書など購入日がわかるものを準備してください。
持ち込み修理、故障品を送付する場合のいづれも本体のみで付属品は必要ありません。イヤーピースも本体から外して大丈夫です。予備として手元に持っておくといいでしょう。

連絡する場所

近くにBOSE直営店がある場合は、直接持ち込んでの修理依頼が可能です。
その他、電話かWEBサイトのフォームからメールでの依頼方法があります。

持ち込み
3つの方法のなかで最も早く対応してもらえます。該当製品がある場合、その場で代替品を受け取ることが可能です。製品がない場合は依頼書に記入し、後日希望の配達先へ配送となります。
電 話
BOSEカスタマーサービス
0120-235-250(平日 9:00~18:00 平日のみ) 
ファームウェアの更新や再接続しても改善しないことを伝えると修理手続きに入ります。受付NOなど必要事項をメモってBOSEサービスセンターへ故障品を送ります。故障品が確認されると代替品が送られてきます。
メール
ファームウェアの更新や再接続しても改善しないこと書いておきましょう。以降の手続きは電話と同じですがメールでのやりとりは回答まで1~2日程度かかるため、電話より時間がかかります。

代替品の発送の連絡はありません、突然届きます。発送は在庫次第で早ければすぐに送ってくれますが、長いと2~3週間かかることもあるようです。
有償修理の場合は代引きで代替品到着時に修理代金を払います。

修理費用

気になる修理費用ですが、保証期間内(通常1年)の自然故障であれば無償です。ただし故障品をBOSEサービスセンターへ送る送料は自己負担です。着払いにはできません。
イヤホンの場合、修理は実際に故障パーツを交換するのではなく、新品の代替品との交換のみです。
注意が必要なのは有償修理の費用でQUIETCONTROL30の場合、25,920円(税込)です。
定価が34,560円なので25%OFFで新品を買うのと全く同じです。有償修理の場合は新品購入時と同じく交換品を受け取ってから、1年の保証が追加されます。
QC30の前のモデルQC20の修理費用は定価の半額でした。その他のモデルのイヤホンの修理費用も半額だったのですが、ワイヤレスモデルになって以降割高になってしまいました。QC30に限らず、最近のワイヤレスモデルの有償修理費用は定価の75%が目安と思っていいでしょう。

購入証明書がない場合に確認すべきこと

有償修理の費用の高さにびっくりした人も多いと思います。
レシートや納品書をなくしてしまった場合、正規品であることが前提ですが、以下の場合は無償の修理対応となります。

  • 製品の発売日から1年間
  • BOSEに登録されている製品の製造日から1年間
  • BOSE公式ストアからの購入の場合、注文番号がわかれば購入日の照会が可能

BOSEに登録されている製品の製造日は以前は知ることができませんでしたが、QC30のようにアプリでアクセスできる製品の場合、アプリ内の設定画面から製品情報で確認可能です。

Bose Conect 設定画面

まとめ

BOSE製品に限ったことではないのですが、ワイヤレスモデルになって以降イヤホンの故障率があがっています。
故障しやすい製品という認識をもって確実に購入証明書を保管しておくことが重要です。QC30のように高額な製品は長期保証への加入も検討したほうがいいかもしれません。
また故障の多くはバッテリー絡みです。 別記事でも紹介していますがバッテリーへの負担をなるべくかけない充電方法を心がけることでトラブルを回避し、寿命を延ばすことが可能です。

QC30は2016年10月に登場し、3年近くが経過しようとしています。ここに来て後継の新モデルを開発中であることがBOSEから発表されています。完全独立型に進化し、 2020年中に「Bose Noise Cancelling Earbuds 700」という名前で登場予定です。
QC30の有償修理を考えている人は費用的にも新しいモデルが出るのを待ったほうがいいかもしれません。SONYからもライバルに該当する新型ノイキャン付きイヤホン「 WF-1000XM3 」が2019年7月発売されました。音はいいもののノイキャンや接続品質の評価が低かった前モデルに比べ、発売直後の評価は高く、大人気となっています。
QC30の後継モデルにも、さらなる進化を期待したいところです。

最新情報をチェックしよう!