Amazon ヤマト クロネコ延長保証サービスは譲渡できない

Amazonのクロネコ延長保証といってピンと来る人は少ないでしょう。Amazonで家電商品を見ているとカートボタンの近くにオプションの〇年長期保証というチェックボックスがあるのに気づいたことがあるのではないでしょうか。それがAmazonのクロネコ延長保証です。

ヤフオクでクロネコ延長保証付きのパソコンを落札し、保証を利用した時の体験を元にAmazonの延長保証の譲渡について解説します。

アマゾンのクロネコ延長保証とは

クロネコ延長保証はヤマトホールディングス傘下のヤマトマルチメンテナンスソリューションズが提供する保証サービスです。2015年からamazon初の延長保証としてamazonが販売する家電商品を対象に導入されました。現在は他にもApple社のApple careなどの延長保証サービスも導入されています。

保証の利用はヤマトが運営する専用のホームページにログインし、フォームから修理を申し込みます。故障品の修理手配がされるとヤマトのドライバーが記入済みの送り状と梱包箱を持参して故障品を集配に来てくれます。修理完了後の返送もヤマトが行ってくれるのでとても便利なサービスです。

対象となる製品と保証について

延長保証の対象となる商品は、Amazonが直接販売する家電ジャンルの商品の一部です。
対象の家電製品にはカートボタンの下に延長保証オプションが選択できるようになっています。保証期間は商品によって異なり、2年~5年 (メーカー保証1年を含む) です。保証料は商品価格の5%~10%程度となっています。

クロネコ延長保証の特徴は、保証期間内なら何度でも無償修理が可能(修理料金が購入金額を超えると代替品の提供を持って保証終了)。修理の際の回収・返送送料も無料です。

クロネコ延長保証のメリット

クロネコ延長保証は商品によって、お得感が全く異なります。お得な例をあげるとBoseのイヤホンQuietContorol30を見てみましょう。
保証期間はクロネコ保証の中でも最長の5年(メーカー保証1年+延長保証4年)で保証費用は最低レベルの販売価格の32,718円の約5%ほどの1,560円です。イヤホンは移動しながら使うことも多いため、破損などの危険やバッテリーなどのトラブルも起こりがちな製品です。QuietContorol30はメーカー保証1年終了後の有償修理はなんと2万5千円近くかかります。
このような製品であれば、入っておくメリットが非常に高いと言えるでしょう。

クロネコ延長保証の譲渡方法

ここからが本題ですが、Amazonのクロネコ延長保証を他人に譲渡する方法です。譲渡に必要な手続きは実は何もありません。そもそも譲渡という概念がクロネコ延長保証にはありません。
クロネコ延長保証を購入後に送られてくるメールに「保証登録番号」と「パスワード」が載っています。この2つの情報でWEB保証書確認ページにログインし、WEB保証書確認ページ内のフォームから保証申請を送ることができます。

amazonのクロネコ延長保証のルール

保証申請までは購入者以外でも「保証登録番号」と「パスワード」を教えてもらえばできるのですが、ここからが問題です。クロネコ延長保証のサポートからの連絡はクロネコ延長保証を購入したAmazonのアカウント内のメッセージ(Amazonに登録しているメールにも)へ届きます。連絡はAmazonアカウント内のみでのやり取りに限定され、他の個人のメールアドレスには連絡できないというルールになっています。
つまり、Amazonで延長保証を購入した本人以外は保証を利用することができません。購入者との連絡が取れるなら、Amazon内で代行してもらうことはできます。

クロネコ延長保証を利用できるのは購入者のみ

この記事を書いたきっかけは、ヤフオクでクロネコ延長保証付きのパソコンを購入したことに始まります。落札後、クロネコ延長保証のサポートに譲渡はできるのか電話したところ、「できます。保証登録番号とパスワードがわかっていれば、特に手続きは必要ありません。」と案内されました。
保証登録番号とパスワードは聞いていたので安心し、その後、パソコンのキーボードの調子が悪くなったので保証期間内に保証申請を行ったところ、返信が来ません。サポートに確認したところ、「Amazonのアカウントにメールを送っている。」との回答が。。。
保証申請には連絡先として個人のメールアドレスを入力していたので、そこに返信があるのかと思いきや、クロネコ延長サービスを購入したAmazonのアカウントに連絡しているとのことでした。
譲ってもらったパソコンで購入者とは連絡が取れないことを説明したところ、Amazonのクロネコ延長保証はAmazonに登録されている購入者のアカウント以外とのやり取りはできないとの一点張り。以前に譲渡手続きはなしで保証は利用できると説明を受けたことを告げても、他の人でも保証の利用はできるが、やり取りはAmazonのアカウントのみという意味不明な回答しか得られず、保証利用を断念しました。
ちなみに、もし延長保証を購入したAmazonのアカウントを削除したら本人でも保証を受けることができなくなるのかという質問には、そういった場合にはAmazonにアカウントの再開を依頼して復活させ、保証の利用ができるそうです。

残念ながらAmazonのクロネコ延長保証は譲渡手続き自体が存在せず、購入者本人を通さなければ利用できないという結果になりました。

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